こんにちは。
今回は私が好きな画家、ジョルジュブラックの絵画について徹底解説したいと思います。
絵画が好きな人にとってはかなり有名な画家ですが、絵画が好きでない人からするとあまり知られていない画家だと思うので是非この機会に興味を持ってみてください。
目次
ジョルジュ・ブラックとは?
ジョルジュブラックはフランスの画家で、絵画の分類としてはピカソと同じ「キュビズム」と呼ばれる分類となります。
ジョルジュブラックは画家の中でも「イケメン」と称されており、足が長くスタイル抜群と言う珍しい方でした。
ペンキ屋に生まれた彼は画材にとても興味を持ち、ペンキの仕事がない夜に趣味で絵画をずっと描いており、そこから画家になりました。
キュビズムとは
キュビズムは絵画の種類や動向を表す言葉の一種ですが、実はピカソとブラックが二人で始めた絵画の種類です。
二人の絵画に共通して見られるように、現実的でなくデフォルメしたような抽象的絵画のことを指します。
「立体派」と呼ぶ方もいるように、立体的に見える絵画とも言われます。
ジョルジュ・ブラックの絵画
それでは早速ジョルジュブラックの絵画について紹介したいと思います。
彼の絵画で一番有名なのはこのような立体感のある絵画です。
たくさんの色を使用していたり、何度も塗り重ねているようには見えないのにかなり立体的に見えますよね。
このようにいわゆるキュビズムらしい絵画がブラックの特徴となります。
ピカソもキュビズムになりますが、またブラックはブラックで違った特徴が見られますよね。
また、このようなデフォルメをした可愛らしい絵画もブラックの得意分野の1つです。
この頃はもちろん日本のアニメーション文化のようなものもなかった為、見たままの景色を描く画家ばかりでした。
しかしこの頃からブラックやピカソは物をデフォルメしたり自分なりの思考を取り込んだ絵画を描いており、称賛されるポイントとなりました。
ジョルジュ・ブラックの絵画が飾られている場所
そんなジョルジュ・ブラックの絵画はどこで見れるのか?と言うところですが、
パリのルーブル美術館はもちろん、なんと日本にも展示されている場所があります。
千葉県の川村記念美術館蔵と言うところに「マンドリン」と「水浴する女」が飾られています。
是非ジョルジュ・ブラックに興味が出た方は川村記念美術館蔵に足を運んで見てください。
第一次世界大戦後のジョルジュ・ブラック
ジョルジュ・ブラックは第一次世界大戦で怪我を負ってしまうのですが、その後絵画の様子もすっかり変わってしまいます。
今まではキュビズムの抽象的絵画ばかりだったものが、世界大戦後は景色や物を描くようになります。
また、色使いも世界大戦前はモノクロやシックな色使いが多かったのですが、第一次世界大戦後はカラフルな色も使い始めます。
その当時ブラックの中で何が変わったのかは本人しか分かりませんが、やはり心境の変化が絵画に出ていることが分かります。
そこからどんどん歳をとっていくにつれ、ブラックは絵画だけに止まらず建築のデザインやファッションのデザインなども手がけます。
そのジョルジュブラックのデザインは今でも引き継がれており、亡くなった後もずっとブラックの思想が残されていることが分かります。
少し周りを見渡すとジョルジュブラックらしいデザインが見つかるかもしれませんね。
ジョルジュ・ブラックの良さまとめ
今回はフランスの画家、ジョルジュ・ブラックについて解説しましたがいかがでしたか?
ピカソと仲良い人物がいたなんて私も最初は驚きました。
数ある著名人の画家の中でもジョルジュブラックの抽象的な絵画はとても印象的なので気になった方は是非調べてみてください。
この記事を書いた人 愛花 (@freeworkkoba) |