歴史漫画好きにオススメ!古代オリエントを舞台にした「ナイルのほとりの物語」|投稿者:tkCitrous

歴史漫画好きにオススメ!古代オリエントを舞台にした「ナイルのほとりの物語」|投稿者:tkCitrous

歴史を題材にした小説や漫画、映画などは安定した人気がありますよね。

最近の漫画で挙げれば、「キングダム」や「ヴィンランド・サガ」、「ヒストリエ」などが人気です。

思えば筆者は、小さい頃から歴史漫画が好きだった気がします。

今回は筆者がついつい読み返したくなる、古代オリエントを舞台にした「ナイルのほとりの物語」をご紹介します。

 

ナイルのほとりの物語

「ナイルのほとりの物語」は山形県出身の漫画家、長岡良子さんの作品です。

秋田書店が発行していた月刊ボニータに掲載されていた作品で、単行本は全11巻。

第1巻の発売が1992年と少し古い作品ですが、現在は秋田書店から電子書籍が販売されています。

トト神の神官ラーモセが、時空を超え古代エジプトの世界を旅する物語集。史実を絡めながら描かれるヒューマンドラマは、エジプト好きじゃなくてもハマること間違いなしです!

 

人間模様が魅力的な長岡作品

学習漫画と違って、歴史漫画はキャラクターやストーリーに自由性を持たせることができます。

作者の想像する世界に、読み手が想像を膨らませられるのが、歴史漫画ならでは醍醐味です。

長岡先生の作品で魅力的なのが、登場人物やストーリーの描き方。

共感しやすい真理や、人間臭い葛藤が描かれていて感情移入しやすいです。

個人的には、作者の描く、シンプルかつ多角的な哲学観に共感を抱いているのかもしれません。

作品を一つ一つ読み終える度、筆者は何故だか優しい気持ちになります。

 

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「ナイルのほとりの物語」から筆者オススメの物語をご紹介!(若干のネタバレあり)

ナイルのほとりの物語は一話完結から、複数話完結、長編シリーズと尺も様々な物語の逸話集です。

偉大な業績を残した数々のファラオから、アレキサンダー大王、モーセにイエスキリストのお話まで。

エジプト好きからすると、取り上げた題材だけでテンションが上がってしまいますが、長岡先生が息吹を吹き込んだ作品は、ただの歴史漫画にとどまりません。

全巻一気に読みきろうとしたら、疲弊しかねないくらいの読み応えです。

ここから筆者がオススメしたい、好きな物語を2つご紹介します。

 



 

「黄金の地平」(5巻~7巻)

「黄金の地平」は第18王朝のアクエンアテン(アメンホテプ4世)の治世を舞台にした長編ストーリーです。

多神教を廃し、世界初の一神教を始めたアクエンアテンの時代を描いてくれただけでも、エジプト好きにはよだれもの。

しかし、何と言ってもストーリー展開が面白いです。

主要登場人物の中に、後の18王朝最後のファラオ、ホルエムヘブが混じっています。

彼は後に王名表から、アメンホテプ4世から自身に至るまでのファラオの記録を抹消してしまうのですが、物語でのその過程がまたドラマチックというか、切ないというか…。

「黄金の地平」以前に描かれたモーセの物語の伏線も回収しています。

このストーリーはしてやられたり感が満載です。

「天空の神話」(9巻~11巻)

1巻から読み続けていくうちに皆が抱き始める疑問、「ラーモセって何者なの?」という謎が、ラスト3巻でついに紐解かれます。

ラーモセが歴史家ヘロドトスと共に時空を飛び越え、エジプトを飛び出し、二つの川が流れる地メソポタミアを目指す旅。

メソポタミア出身という説のある古代エジプトの偉人、イムホテプをキーマンに持ってきたアイデアも興味深かったです。

そして、イムホテプは建築家から医者までこなした博学なトト神の神官。

…ラーモセもトト神の神官?!長岡先生、話の作り方がうますぎます。

 

ネットオフ「タダ本」

 

歴史が苦手という方にこそ読んで欲しい歴史漫画

筆者は「ナイルのほとりの物語」からエジプトへの興味が広がり、後に「ファラオ歴代誌」を購入するまでに至りました。

歴史漫画は内容に心を打たれれば、向学心が生まれるものです。

長岡良子さんは日本の歴史、古代の伝説などをテーマにした作品も多く出しています。

作品の作り方が魅力的なので、楽しみながら読めるでしょう。

歴史が苦手な方は、歴史漫画から入ってみると面白いかも知れませんよ。

 

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